校長からのメッセージ

医療の担い手を目指す若い諸君に

校長　河田了 　進路や職業の選択は、人生の一大事です。皆様も色々と考え迷われていることと思います。そのなかで、医療に直接関わる看護、臨床検査、臨床工学は、人々の命を預かる責任ある仕事ですが、換言すれば非常にやりがいのある仕事といえます。 近年、日本の社会構造は大きく変化し、人々の価値観も変わってきました。しかし、人々の保健、医療、福祉によせる期待は、決して変わることはありません。
　病に倒れた方、障害のある方、幼い子供、お年寄りなどに、少しでも役立つ仕事をしてみたいと思われる方は、本校で学んでみませんか。 本校は、専門知識と技術の習得とともに、「心」を大切にすることを強調しています。今までに、多数の先輩が本校を巣立ち、そして京都や日本の医療現場で活躍しています。さらに今、医療の世界は多職種連携がトレンドです。医師や他の医療従事者と連携するには、「同一の言語」でのコミュニケーションが必要です。各種の職を目指すコースを有し、かつ経験豊富なティーチングスタッフを有する本校では、将来の多職種連携に備えた学びができます。
　何より大切なことは、皆様がそれぞれの夢と人生を、地に足を着けて実現して行くことです。 良き先輩や仲間とともに、勉学に励み、国家資格を取得し、そしてそれぞれの夢を叶えていただきたいと思います。